豊田雅孝さんは、都内の会社勤務をしていて現在は育児休暇を取得中のイクメンパパです。
そんな彼は、普段から子どもとの時間をとても大切にしています。
ゆっくり遊んであげられるのは土日のみですが、平日も、唯一顔を合わせる朝になるべくコミュニケーションをとるようにしています。
子どもとの時間の過ごし方には、豊田雅孝さんの特別な想いがあったのです。

豊田雅孝さんは、奥様から上のお子さまの妊娠を告げられたとき、嬉しかった半面、自分が父親になれるのか不安に襲われました。
なぜなら彼には父親がいないからです。
物心ついたときには既に母子家庭で、それからずっと母一人子一人で生きてきました。
その為「父親」という具体的なイメージが全くわからず、豊田雅孝さんにとって父親はテレビドラマでしか存在しないものだったのです。

彼は、自分と同じ想いを子どもには絶対にさせたくありませんでした。
妊娠を聞いた時、不安に襲われながらも、自分と同じ想いはさせないと心に誓ったのです。

ですから彼は今、子どもと会話ができる時間はほんの少しでも大切にしています。
子どもたちのなかで「父親」というものが、いて当たり前だけどとても大きな存在であってほしいのです。